2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

私の車にはカーナビが無い。

10年以上前になるけど、今回の震災で大きな被害を受けた福島県の松川浦に遊びに行った。当時は内海の松川浦と外海を幅20~30mの砂洲が隔てていて、風光明媚な所であった。 行きは松川浦に直行し、帰りは新緑に輝く季節外れの三春滝桜を見て、母畑温泉…

行って帰るだけの旅はつまらない。

若い頃には子連れハイキングで東京郊外の高尾山や御岳山に行ったが、私は行きと同じ駅に戻るのが嫌いで、京王線の高尾山口駅から出発したら帰りはJR中央線の藤野駅から電車に乗りたいし、御岳山でもJR青梅線の御岳駅から出発したらJR五日市線の武蔵五…

屋上の盛夏対策。

23日の木曜は天気が良くて、2階の室温は33度になった。予定していなかった暑さなので、イヤ~、マイッタ、参った。暑かった。そこで、翌日の金曜日に2m×4mの農業用遮光ネットを、手摺を利用して3枚張った。 実は金曜日も午後3時頃まで天気が良く…

日本が脱原発を果たすには。

物造り立国の日本は自動車や半導体をはじめ、町工場でもMC工作機械を使っているし、連続加工のライン成型機械など長大な設備も多数ある。これらすべての機械は突然の停電で重大な被害を受ける。今までの我々は安価で安定した電力を供給する電力会社を信頼…

『大衆』『民衆』『群集』という言葉に感じる差別感。

大衆以外の言葉でも、大勢の人々を表す言葉には十把一絡げの印象があるのをまぬがれません。もともと、個性ある個々の人々を一緒くたによぶ事自体が、個人を無視した不遜な行為なのではないでしょう。ゆえに、それらの言葉にはある種の差別が含まれている気…

自分を傷つける哀しい現実。

先日、福島第一原発の60代の作業員がマスクのフィルターを付け忘れて内部被爆したとニュースで報じていた。そして私の古い記憶が蘇った。私の少年時代。ちょうど朝鮮特需の頃に似たような事があった。 近所のプレス工場の少年工員がプレス機で小指を切断し…

人間は政治と宗教の二重支配を受ける。

最近、英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士が神を否定した事を知った。天国は闇を恐れる人のおとぎ話とか、ビッグバンに神の意思は必要ないとか、宗教の基本は権力だが科学は観察と理論と語ったらしい。 ヨーロッパの人が宗教を否定するのは大変な事…

藤原先輩の苦悩。

カルロスとエミの最初のCDはミリオンセラーになったが、販売戦略だった『東洋の妖精』が出てきたので、フランス国内では2枚目以降のCDの売り上げは伸びなかった。だが、それまでの宣伝効果が功を奏し、カルロスとエミは演奏旅行に世界中を飛び回り、ス…

災害時には新興宗教が布教に来る。

3月11日に東日本大震災が起こり、1週間するかしないかのうちにエホバの証人が布教に来た。まあ、いつも小まめに家庭訪問で布教する宗教団体だから来ても不思議はないのだが、この震災こそが神の啓示であるという様な言い方に腹が立った。 私は、このエホ…

ドイツは脱原発決定。日本は?。

チェルノブイリと福島の原発事故の教訓から、ドイツは2022年までに原子力発電を全廃するという大英断(?)を下した。 しかし、ヨーロッパとは意外に小さな地域で、ウラル山脈から西側と、地中海、黒海から北側の広さは、中華人民共和国1国とたいして変…

条理の死と不条理の死。

東日本大震災でも3万人に近い人々が自然の猛威により不条理な死をむかえた。老いも若きも、男も女も、自分では意図せぬ原因で命を失った。死んだ本人も不本意ではあったろうし、身内を失った家族がそれを受け入れるのも苦しいものである。 映画に『人間の約…

食物連鎖による放射性物質の濃縮。

植物は微量の放射性物質を取り込み、植物に取り込まれた放射性物質は食物連鎖により人間にも達し、内部被爆を起こす。長年の内部被爆は癌などを発症させるという。 私は歳だから放射能も癌も怖くはない。ただ、他人の作為により病気になるのは不愉快だ。すな…

健忘症国家?日本!!。

昨日の不信任案審議で賛成論を述べる自公も、反対論を述べる民主も、被災者(弱者)のための国会審議を行わなければならないと述べていた。 今日の午後はNHKで参院予算委員会の中継放送があった。与野党共にあれほど良い事を述べたのだから、粛々と実務的…

不信任案審議の衆院本会議。

6月2日午後1時からNHKで不信任案審議の衆院本会議を放送したが、目新しさは何も無かった。ただ、不信任案提出の野党側に少し不利であったと思う。根本的には『原発の犯人探し』を始め、国会を停滞させたのは野党なので、不信任案提出の切実さを演出す…