昨日は鏡開きでした。

  うちでは鏡餅を作りませんでしたが、鏡開きの日でしたので小豆を炊いてあんこを作りました。餅は正月の切り餅を冷凍しておいたので、それを焼きました。
  私があんこを作りましたが、餅をお汁粉やあんころ餅で食べる事は滅多にありません。私のあんこに入れる砂糖の量は、小豆の重量の1/3くらいが上限です。私的には甘いのですが、女房的には物足りないあんこです。
  今回も炊き上がったあんこから、小どんぶりに一杯だけあんこを取り分けて、残りは鍋ごと女房に渡しました。早速、女房は砂糖を投入し『今日は甘さ控えめにしたからあなたにも食べられるよ~』と言いますが、一口味見をして私は磯部巻きにする事にしました。
 
  餅は女房が焼いたのですが、女房は餅が焦げるのと膨らむのが嫌いです。なぜかというと、焦げたのは匂いが嫌いで、膨らんだのは柔らかな中身だけを食べたいのです。
  ですから、私が餅を焼いた時は「中の軟らかい所だけ食べていいよ!!」と言うと箸できれいに中の餅を食べて『美味しかった!!』と言って、蟹の甲羅みたいに中身の無くなった餅を私に渡してくれます。
  普通だったら(なんだ~!この~!!)という場面ですが、私は煎餅が好きですから蟹ガラみたいな餅も香ばしいし、噛み応えも好きなのです。言ってみれば、塩辛すぎない自家製の濡れせんべいです。
  そうそう。時には磯部巻きも女房にあげます。すると、女房は磯部巻きの餅を指でつぶして、はみ出した餅を食べます。そして、ペッタンコになった餅を私に返します。これも、海苔が沢山巻かれた海苔せんべいみたいで、私は好きです。
 
  年末に2kg搗いた餅も残り少なくなってきましたので、近いうちにまた2Kg搗いておかなくっちゃ。