トレーニングの目標は健康診断だった。

  会社を辞してからの健康を守るために、市が行う健康診断を受ける様になった。体重を65Kgまで落とした方がよいとの指導で、食事療法で数年かけて去年は66Kg台まで落としたのだが、臍の位置での腹囲が90cmを越えていて、体重の割には太すぎてメタボをなおせと新たな指導が出た。。
 
  腹囲だから当然のごとくに寝転んで上半身を起こす腹筋運動を始めた。すぐに50回くらいは連続してできるようになったが、ある時テレビで『連続して何十回もできる運動はトレーニングにならない。10回で苦しくなるくらいないのが本当のトレーニングだ』というのを聞いて考えこんでしまった。
  そこで、アメリ海兵隊の運動に変えてみた。直立姿勢からしゃがみ込んで足の所に手を着いて、ピョンと足を後ろに蹴り出して腕立て伏せの姿勢になる。そして、それを逆に行い直立姿勢に戻る。
  全身の筋肉が落ちていたから、この運動はとても辛くて10回続かずに息が上がってしまうのであまりやりたくなかった。しかたがないので、民放のテレビを見ている時のCMでやったら、CM時間内では20回くらいしかできなかった。
  それでも健康診断までには体重が1kg落ちて64Kg台になり、腹囲は88cmとすこ~し減らす事ができた。
 
  ところが、健康診断が終わったら運動をするのが億劫になってしまい、最近はやっていない。体重も徐々に上がり、65Kg±500gの間をさまよっている。このままだと正月に酒を飲んだら66Kg台に戻ってしまうだろうと感じている。(継続は苦なりのヘタレです)