ようようにセラミック包丁を買った。

 師走の売り出しで、不人気だった形?をしたセラミック包丁が3割引きになった。定価4千円では手が出なかったが、3割引きとなれば買う気もおきる。
 もともと、私は鉄の包丁が好きでセラミック包丁に興味はなかったのだが、鉄の包丁でたたき梅を作るのは悩みだった。梅干しは強酸性の食品だからたたき梅をやると包丁が酸で傷むのが嫌だった。
 そんなわけで、意外と高いセラミック包丁をたたき梅のためだけに買う気にはなれないでいた。
 
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 今回、セラミック包丁を買ったので心おきなく10個ほどの梅干しを細かくたたいてみた。さすがにセラミック、梅酢に腐食される事はなかった。ついでに、テレビで見た柔らかさが長続きするというイモ餅用のジャガイモ5個の皮をむき賽の目に刻んだ。セラミック包丁は私には軽すぎて使いにくかったが、それは慣れの問題かもしれない。
 総合的にいうと、セラミック包丁も悪くない。最大の欠点は切れそうに見えないのに、よく切れるという点かもしれない。刃物という警戒心のゆるむのが一番危険だと思う。