尖閣問題の次の一手。

 9月25日。とうとう台湾の漁船と台湾海岸巡防署の巡視船が尖閣の領海を侵犯した。さて、日本はこれにどの様な手を打つべきだろうか。
 
 私は、まず台湾を領海紛争で国際司法裁判所に提訴すべきだと考える。敵の敵は味方との緩い結びつきで、中国は台湾と秘密裏に結託して尖閣を領土紛争に拡大しようとしているに違いない。
 そこで、日本が台湾を国際司法裁判所に提訴し、それが受理されれば、台湾は国際的に国として認められる事になるので、平素から『台湾は中国の一部』と言っている中国には大打撃となる。
 
 今週の国連総会における野田首相の演説には、中韓が連携の動きをみせている。領土問題で中韓台の三正面作戦は、日本が消耗するだけだ。まずは台湾から始めるべきだろう。
 ただし、国際司法裁判所の結論が最終判断となるため、負ければ尖閣諸島は他国の領土となる。とにかく、アメリカとの緊密な連携がなければできない事だ。