木賊(とくさ)の花。

  左上の奥から2番目の歯を噛み割ってしまった。いずれは噛み割った歯が金歯になるわけだが、これで上下左右の奥から2番目の歯のすべてが金歯となり、うれしい事ではないが一件落着するするはずである。
 
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  歯医者の帰り道に草丈が2mほどもあり、根元の太さが鉛筆よりも太い木賊の茂る家がある。木賊は子供の時からの遊び道具で、そのザラザラした茎で爪などを磨いたり、紙やすりの代用にしていた。
  とくさは(砥草)という書き方もある通り、やすりや砥石の様に用いられ、日本刀の仕上げにも使われると知った時から、刃物好きの私はさらに木賊が好きになってしまった。
  ところが、木賊の花というものを観た事がなかったので、歯医者の帰りに大きな木賊の生えているお宅で、木賊の先にツクシの様な花を見た時は本当にビックリしてしまった。そういえば、ツクシもスギナも茎などの構造は木賊によく似ていたので、思わず携帯電話で写真を撮ってしまった。