草津の時間湯。

 草津の湯畑には湯もみを見せる熱の湯という施設があります。湯もみを実演したり草津節で踊りを見せてくれたり、お客様にも湯もみをやってもらったりします。湯船の形も時間湯の作りになっています。
 今年、ここで映画『テルマエロマエ』の撮影をやりました。立て看板などで表の様子を変えて『ちょいな座』という名称で撮影されたそうです。来年のゴールデンウィーク頃に封切られる予定です。そういえば1作目の『テルマエロマエ』に使われた温泉は那須温泉郷の中の1軒宿、北温泉でした。
 
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 熱の湯の左隣にあるのが白旗の湯という共同浴場です。この周りは湯畑見物の人がいるので、チョット恥ずかしくて入りにくい共同浴場です。
 
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 足湯で紹介した地蔵の湯です。ここは湯長さんの指揮の下で時間湯を体験できます。源泉の温度は50度以上で、その湯をもんで45度くらいの湯に入ります。
 
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 こちらも時間湯が体験できる千代の湯です。写真に手湯の様なものが見えますが、温泉ではありません。飲用の水が出ています。
 
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 実は私、共同浴場にはほとんど入っていません。ぬる湯好きなので熱い草津の湯には入れないのです。
 水で温度を下げればよいだろうとお思いかもしれませんが、それでは温泉を薄める事になります。地元の人にとってはそれは『迷惑行為』でしかありません。
 病気治療の効果のある温泉は大切に使いましょう。そして、地元のルールに従って入浴させていただきましょう。昔は草津の湯でしか治療できなかった病気があったのです。
 今も命の湯なのです。