昨日は日川渓谷へ行きました。

  山梨県甲州市の日川渓谷は関東近郊では非常にアルカリ性の高い温泉です。高アルカリ泉は、言ってみれば天然石鹸で美肌効果の高い温泉です。
 
  野良バイクおやじ様に触発されて、日川渓谷の温泉へ入りたくていつもより早い8時半に家を出ました。ところが、相模湖までに約2時間かかり、日川渓谷に着いたら12時になってしまいました。ちょっとかかりすぎです。
  帰りを考えると、とてもお風呂に入ってまったりしている時間が無いので、今回はパンフレットを貰うだけで帰ってきました。
 
  私は強酸性の草津温泉によく行きますが、草津の湯は毛穴をこじ開ける様な湯の重みを感じます。皮膚を洗い流すというよりは、皮膚を溶かすという様な感じもします。
  高アルカリ性の温泉は一体どんな入浴気分なのでしょうか。なんとか日川渓谷に11時までに着いて30分くらいは入浴してみたいと思っています。
 
  日帰り温泉ツーリングを楽しむには、やはり高速道路を利用しないと無理です。ETCを付けるか、クレジットカードで支払うか。ちょっと考えてみます。
 
  でも、気になるのが日川という川の名前です。今はヒカワと発音するようですが、私が若い頃に通った時には、たしかニッカワと言っていました。それは川の名前の由来が、武田家滅亡と関係があり、3日間も川の色が血に染まったとの由来で、元々は三日血に由来すると聞きました。
  そういえば、北海道ではアイヌ語のツキサップに漢字の月寒を当て字し、現在はツキサムと言う様になったと聞きますし、日光も元々はフダラク信仰のフダラクに二荒と当て字し、さらに日光と変化したと聞きました。地名も語源と離れて微妙に変化するものですね。