府中で川越の『ふくれせん』を買う。

 20日はお天気も良く風も凪いでいたので府中市の『郷土の森』公園に行ってみた。今年は寒さのために梅の開花が遅れ、3月11日で終了予定だった梅祭りが20日まで延長されており、園内には様々な屋台が出ていた。
 
イメージ 1その中に、川越市の煎餅屋の『ふくれせん』という珍妙な煎餅があった。煎餅のふくれは職人の恥であり、途中でふくれると針を刺して上から押さえつけて平らに焼くものである。それを写真の様にふくれさせて『ふくれせん』と銘打って売る根性に、煎餅好きの私は思わず買ってしまった。まあ、煎餅屋の策略にひっかかってしまったわけである。
 面白いから買ったわけだが、結論から言えば、最初は口を大きく開けてかじらなければならないので食べにくいし、かけらも口からこぼれる。2口めからは玉子の殻をかじる様な気分でパリポリと食べ歩きをしながら梅見物をした。

イメージ 2例年ならば梅には遅く桜には早い季節だが、今年はちょうど梅が満開で、女房は携帯電話で写真を撮りながら「カメラを持ってくればよかった」とか「電池がなくなる~」などと言いながらアングルを決める。私は女房の鞄を持ち「アッチに紅梅があるよ」とか「向こうに枝垂れ梅があるよ」とか老眼の長所?でアドバイス係りをやった。
 
夫婦円満・めでたし!メデタシ!)
 アッ、めでたくない事が1つあった。寒さで冬の外出が減り、女房の足が少し弱り歩く速度が落ちていた。それと、約1万5千歩しか歩いてないのに私もふくらはぎが痛い。