女房の大腸内視鏡検査。


  先週末に女房が大腸内視鏡検査を受けた。数年前から時々便に潜血反応が出た事があり、医者からは『大腸癌があるかもしれない』と内視鏡検査をすすめられていた。
  ところが、大腸内視鏡検査は男性でも抵抗のある検査である。なにせ、医者の前とはいえ尻をむき出しにするわけである。歳をとっても女性となればなおさらでしょう。
 
  検査前日の食事は海藻類や乳製品などいくつかの制限はあるものの、昼食までは普通に食べてよいという事だったが、女房はジャガイモにした。
  昼はニンジンとタマネギを入れたジャガイモサラダ。夜はただのジャガイモだけを食べた。
  翌日は朝食を抜いて病院に行き、2リットルの生理食塩水に下剤を溶かして飲む。下剤で10回ほどトイレに入り、すぐに便の固形物は無くなったが、たまにタマネギの内側の薄皮がトイレの水に浮かぶ事があった。
  そうか。ワカメなど海藻類を食べてはいけないのは、そういう腸壁に張りつく食品は下剤で腸の蠕動運動が活発になっても出にくいのだと思った。
 
  検査結果はポリープも無くきれいな大腸だったそうだが、医者は『こんなきれいな大腸なのになんで潜血反応が出たのか不思議です』と言った。
  そして家に帰り、夫婦で考えて出た答えは(便秘症で時に出にくい事もあるから、そんな時に肛門が少し切れるんじゃあないか?)という結論であった。
(びろうな話ですみません・でも大腸癌でなくてよかった!ホッ!!)