宗教=古代政治の残渣

  人間が2人集まれば社会ができる。そして社会には2通りの人間が存在する。2通りの存在とは、ヒエラルキー上位の者と下位の者である。
  ヒエラルキー上位者とは、税金を集め、使う事のできる者である。ヒエラルキー下位者とは、自分たちの納めた税金を多く分けてもらおうとする者である。そのためならばヒエラルキー上位者に媚びる事もいとわない。
  生活に有利なヒエラルキー上位者は、時に政治の失敗からヒエラルキー下位者の目をそらせるために言動が先鋭化し、外国を敵として危機感をあおる事がある。
(外国を敵として内政問題の不満をそらす国家は危険を内在している)
 
 
 
  ヒエラルキー下位者は、そんな危険な目くらましにまで媚び、戦争の危機を一段と高める事がある。ヒエラルキー上位者はそんな雰囲気を利用して戦争を始める。
  映画『ランボー』には『年寄りが戦争を始め、若者が血を流す。』というセリフがあった気がする。まさにその通りである。
  ヒエラルキー上位者は勇ましい事を言うが、勇ましい事は安全な所にいる者が言うのである。ヒエラルキー上位者は『戦争に負けたら責任はとる』と言うが、そんなの当たり前だろう。お前が始めた戦争なのだから。兵隊に狩り出されるヒエラルキー下位者に責任などあろうはずが無い。
 
(しかし昨日の宗教のブログに似てるな~・宗教は古代政治の残渣である事が判る・神仏を発明した王は頭がいい!!)