《ComingSoon》

 熟年のとば口で非常につらい仕事が回ってきました。出社拒否になってしまいそうな役目でした。そんな仕事でしたから部下とも折り合いが悪くなり、現実逃避の手段として通勤電車の中で東芝のリブレットに小説モドキを叩き込みました。
 いま読むと猥雑で醜悪な文字の羅列です。とはいえ自分史の中で現実逃避した事実を消す事はできません。それでもかなり以前、嫌気がさしてほとんど消去しました。ただ1作目は削除できずにフラッシュメモリーに埋め殺していたのです。
 今回もどうしようか悩みましたが、加齢と約20年の歳月が恥の感情を弱めた様です。でもね~。そのまま出してよいものやら。悩んでいます。