文章を書いてもセリフが苦手。

 どうにもこうにも、仕事で身についてしまった習慣で、私の書く文章は報告書か実験レポートの様になってしまい、普通の文章を書く事が出来なかった。ブログを始めて自分の思いをダラダラと書く事はできるようになったが、セリフを入れるのが苦手で困ってしまう。
 『愛の形』もほとんどセリフが無いので小説とも呼べない状況説明にしかならなかった。ならば、セリフだけの表現である戯曲に挑戦しようと思い立った。
 手持ちのネタが無いので『愛の形』を戯曲化し始めたが、非常に長くなりそうなので困ってしまった。仕方なく場面ごと、或いは幕ごとに切る事にしたが、そこでまた困ってしまった。ブログにアップするには終幕から逆に書いていかないと読みづらくなってしまう。
 ウ~ン。私に出来るだろうかと思い、とりあえずは佳子と勝蔵の亡くなった後の看護婦の章から書き始めた。幸いしたのは看護婦の独白なので、今までの状況説明の延長線で取り付く事ができたけど、やっぱり女性言葉は苦手です。
(険しい山や谷に出会うのはチョット先延ばしできた)