ぶっちゃけ(た!!)。親子関係。

  ぶっちゃけシリーズ第2弾で~す。今回は親子関係で~す。突然、親子関係が悪くなりました~!!。
  発火点は息子の嫁の実家側から始まりました。息子の嫁の母親は三姉妹の次女で、実家から30分と離れていないマンションに夫と2人住まいです。長女は未婚で父母の実家を継いで、今年101歳になったややボケの母親を看ています。末っ子の妹も未婚ですが実家とは電車で数時間もかかる離れた所で仕事をしています。
 
  長女が実家で101歳の母親を看るといっても、ボケ老人の看取りというものは実に大変なものです。24時間365日気を抜く事ができません。
  ですから、長女は実家から30分位の所に住んでいる次女にヘルプを頼んでいました。ところが、次女は息子の嫁の母親ですから孫がいます。その孫育てが忙しいと言って姉の願いをすべて断っていました。長女は三女にも頼んだみたいですが、遠方に住んでいて役に立ちません。
  そして、今年の夏に長女がキレました。ボケた母親を施設に入れたのです。勿論、母親の預貯金などの財産を『これで入院費用をまかなう』という理由で独り占めしました。
  母親がまだ生きているから妹達も遺産相続の請求はできませんし、妹達もお姉ちゃんからの介護の願いを断りましたからお金の分与は言い出しづらい。かといって、お姉ちゃんが母親の財産を勝手に使うのではないかという疑心暗鬼状態です。
 
  そして、これを知った私の息子夫婦が急変しました。『そうか。親が歳とったら施設に入れて、親の金を我々が管理すればいいんだ!!』という事に目覚めてしまったのです。
  そして、三連休に息子が家に来ました。馬鹿というか、知恵が足りないというか、人生経験が未熟なのか、仕事が自分の思い通りに進められる様になったからか、私達に単刀直入に『通帳の場所とか印鑑とか判る様にしといてくれよ!何かあったら困るだろう!!』と親切ごかしに言ったのです。
  私は腹の底で(おばさんの暴挙から学んだな)と息子の馬鹿さ加減を再認識しました。せめて『とりあえずは俺の貯金を使うけど』の言葉が最初にあったのならば、私の気持ちも穏やかだったのですがね~。
 
  実は、ご近所のお宅でもそんな話があったそうですが、そのお宅の子供達は『親父やお袋のお金だから自由にすればいいよ!だけど借金だけはしないでくれ!!』と言ったそうです。
  恥ずかしながら、息子の馬鹿を披露させてもらいました。落語にも多くの馬鹿息子が登場しますが、たいていは勘当されて戸籍から外されてしまいます。噺家の三代目三遊亭圓歌師匠は国鉄を辞めて噺家になると言っただけで勘当され戸籍を外され、親戚の中沢家に入籍したと高座で語っていました。(私も息子を勘当したくなりました)