ぶっちゃけ。サイドカー話の顛末。

  8月24日のブログ『私もハーレーに乗りたかったな~』と、8月26日のブログ『サイドカー買いたいな~』から、8月27日『サイドカーに1人で乗る時』まで、サイドカーの話題を続けました。
  本当にサイドカーが欲しいのかと問い詰められると、絶対欲しいではなく、あると便利と考えただけなのです。
 
  男が遊ぶ時、何が大切かといえばお金ですが、それ以上に大切なのが『安心できる家庭』や『心配事のない家庭』だと思います。たとえお金があっても家に心配事があっては、心から遊びを楽しむ事はできません。
  ぶっちゃけ、サイドカーが欲しかったのは、女房を乗せて走りたかったからです。バイクですから後部座席に乗せてもいいのですが、ヒョットすると、女房は居眠りをしてしまうかもしれません。
  ならば『自動車にすればいいんじゃあないか』というご意見もおありでしょうが、四輪を捨てて二輪に戻ったら面白くて仕方がなく、再度四輪を持つ気が無くなってしまいました。
  女房は、バイクの後ろに乗るのを『罰ゲーム?』と言って乗ってくれません。だからサイドカーが欲しくなったのです。
 
  2015年12月31日のブログ『女房はややボケだった』に、12月中旬に女房が階段から落ちた話を書きました。その中で(家庭内事故はボケの始まり)的な書き方をしました。そして現在も、女房の脳力がゆっくりと低下している気がします。そして多分、今の状態の女房を後部座席に乗せたら、女房は居眠りをする気がするのです。
  そんなややボケ女房を家に置いてソロツーリングに出かけるのは不安です。女房に何か起きないかとか、私がコケて入院でもしたらどうなるだろうか、と考えてしまいます。
  だから、今まで隠していた本音を言えば、ツーリングで三つ峠の『股のぞきの松』に行くなど80%以上不可能なのです。
  そんな家庭事情から、バイクで2人乗りするにはサイドカーしか思いつかなかったのです。
 
  現時点でいえる事は、老いやボケはゆっくりと進行するので同居する人はその変化に気づきにくいという事です。
  仮に、私の女房に会ったとしても、多くの人は私の告白を杞憂と呼ぶでしょう。多分、医者であっても『あなたの考えすぎです』と言うと思います。
  だが、しかし。女房が怪我や病気で入院でもすれば、ものを考えて動く事を制限さますので、急速にボケが進む可能性のあるのを経験しています。だから、常に女房の近くにいてアクシデントを防止したいのです。