私もハーレーに乗りたかったな~。

  昔からハーレーにあこがれていた。ハーレーの魅力は重低音の排気音(しかも乱拍子の!!)だと思う。それに高トルクのエンジン特性も魅力である。オプションでバックギアも用意されているのもいい。
  ただ、欠点はコケたら起こせないヘビーな車重で、若い時でも私には手に負えないバイクだったろうと思っている。元々が信号など無く、次のガソリンスタンドまで100マイルなんて所をクルージングする馬代わりのバイクなのだろう。
  私だって、道が狭くて、対向車も多く、信号も多い日本には向かないバイクだとは判っていたが、それでも1回はオーナーになってみたかった。今はただ、他人の乗るハーレーを羨ましく眺めるだけになってしまった。
 
  ところが、20年以上も前には、80代の男性がとげぬき地蔵にハーレーで出没し、2回り以上も年の若い女性をナンパするという話があった。
  あまり有名になったので、週刊誌が取り上げた。そんな都市伝説につられて私もその週刊誌を買った。そして納得。これなら2回り以上若い女性だってナンパできるわけだ。
  週刊誌の写真の80代の男性は、サイドカー仕様のハーレーに乗っていたのだ。それに、2回りも若いとはいえ、ナンパする女性は60代と、当時の私より年上の大年増だったのである。
  すでに私もその頃は不惑の歳を超えていたのだが、ハーレーでナンパという都市伝説に踊らされて週刊誌を買ってしまった。
 
  アッ、そうか。サイドカーなら立ゴケしないんだ。でも、オーバースピードでサイドカー側に曲がるとサイドカーが浮き上がってしまう。まあ、ベテランならサイドカーを浮かせて2輪走行を披露できる場面かな?(ナンチャッテ)