トマトの苗を買ってきた。

  1本150円の大玉トマトの苗を3本買ってきた。でも、今年は去年よりもトマトが安いらしい。去年は1本に3個も実がなれば元が取れたけど、今年は1本につき5個はなってほしい。
 
  トマトはフライドグリーントマトを食べてみたくて去年から挑戦したが、フライドグリーントマトは不味かった。そして判った。私は『昔のトマトの様な青臭いトマトが食べたかった』のだ。
  ところが最近のトマトは、いわく『フルーツトマト』だのと宣伝し青臭さのないトマトばかりなのだ。去年のトマトもそうだったが、たぶん今年のトマトにも青臭さは期待できないだろう。それが残念である。
 
  いままでゴーヤ、カボチャ、トマトを育ててみて判った事は、これらは根元に近いところから花が咲き同じ場所には2度と花が咲かないから、蔓をどんどん伸ばすか枝分かれさせて花の数を増やす様に育てた方がいいのではないかと考えている。マア、何事もチャレンジ!!(本音はチャレンジ&リトライだったりして)
 
  それに比べると、茄子は花軸のところかまわず花を咲かせるので、大きめの鉢でも育てられるが、蔓性の植物は地植えにして蔓の育つスペースというか、蔓の処理に目を配らなければならない作物だと思った。
  それと、茄子を育ててみて判ったのは『親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない』は嘘だという事である。茄子の花も受粉に失敗して落ちるものである。だがしかし、茄子の花の花柄は細く、しかも花が落ちる時は花軸すれすれで花柄が切れるので、肉眼や天眼鏡で見る限り花軸に花の痕跡を発見する事はできない。
  ゆえに茄子のことわざは、言う事を聞かない子供に業を煮やした親が作った嘘だと考えられる。(でも、70歳過ぎてからその嘘に気づいた私は・オ・バ・カ・だね!!)
 
親の言う通りにして失敗して親を恨むくらいなら、失敗してなんで失敗したかを考える方が賢くなれるし、それが本来の人育てだろうと私は考える。