出たゾ~!築地に妖怪が!!

<東京都>築地跡地に企業仲裁施設 都検討会議で提案へ
1/25(木) 15:00配信 毎日新聞
 豊洲市場(東京都江東区)に移転する築地市場中央区)の跡地活用策として、国際的なビジネス紛争を解決する「国際商事仲裁」の専用施設を建設する案が浮上している。25日に開かれる都の「築地再開発検討会議」(座長・近藤誠一文化庁長官)の第3回会合で委員から提案される見通しだ。
(ヤフーニュースからコピー)
 
  小池都知事豊洲も築地も食の市場として使うと言っていたが、結局上記の様な話が出てきた。政治というものは、そして政治家というものは大義名分をつけて不正を行うものである。
  そもそも、東京ガスのガス工場跡地を食の市場にしようなどいう豊洲も、当初から胡散臭さがつきまとった。知らぬところで誰かに裏金が流れていたはずである。
  築地が豊洲に動けば、築地は大きな空き地となる。政治家は大義名分を作ったら、あとはどんな屁理屈をこねてでも、肉を狼の群れに放り投げるごとくに、土地をゼネコンに投げ与えて私腹を肥やすのである。
  私はそれを懸念して2017年6月22日にブログ『築地と豊洲』を書いた。
  同じ様に2017年4月14日にブログ『土地ころがしは役人の得意な業務』も書いた。
 
  小池が豊洲への移転時期が決定したので『国際商事仲裁』という、元々誰かの腹の中にあった話が出てきたのである。ヒョットすると小池の豊洲&築地の両立案も自民党政権の思惑をカモフラージュする目くらましだったかもしれない。
  まあいずれにしろ、築地再開発の大義名分はできた。あとは住民や都民や国民の同意をどうやって得るかである。
  多分、高層ビルを建て、下層階を小池のアイディアである食の広場にし、中層階を『国際商事仲裁』にし、高層階をワ-ルドトレードセンタみたいにするのではないだろうか。
  そうすれば、一応は小池の顔も立つし近隣住民も飲み込みやすくなる。だが、築地の跡地で誰に何億の裏金が転がり込むのだろうか。小池にもおこぼれは回ってくるのだろうか。政治の世界は大義名分で金が飛び交う伏魔殿である。