トマト素麺。

  今年はじめてトマトを育ててみました。そしてまず気づいたのは、トマトもカボチャ並みに成長力の旺盛な植物だったという事です。
  トマトも蔓が旺盛にのびます。その上、わき芽もグングンと伸びてどっちがわき芽か判らないくらいに成長してしまいます。
  もう一つ気づいたのは、ゴーヤにも似ているという事です。ゴーヤは天気が悪くなると雌花の数が少なくなり実のなりが悪くなります。
  トマトの場合は、花は咲いても実を結ばずに花芽が力なく枯れていきます。あるいは、5個の花が咲いても1個だけしか成長しません。
  それと、花は根元に近い方から咲き、2度と同じ場所には咲きません。すなわち、花は先へ先へと咲くので収穫のためには蔓の伸びしろを考えないとなりません。ナスが茎のどこにでも花を咲かせるのとは違いました。
 
  トマト料理も様々ありますが、収穫量が1~2個だと生で食べる事になります。暑い日に食欲も失せトマトを生かじりしようとしてヒョンな事を考えました。
  薄切りトマトを皿に敷きならべて、その上に素麺をのせてポン酢で食べてみようと思ったのです。すぐに作ってみました。トマトと素麺の冷たさにポン酢の酸っぱさがマッチして美味しかったです。
  作るのが簡単なので癖になりそうです。甘酒の様に手間と時間がかからないし、ガスも少ししか使わないので、夏の昼飯に最適だと自画自賛しています。