安倍首相は北朝鮮との戦争を望んでいる。

  8月14日の日テレのニュースバラエティ番組『ミヤネ屋』で、トランプ・安倍電話会談の話をやった。その電話会談でトランプは「9月9日の北朝鮮建国記念日に攻撃を仕掛けようと思う」と言ったらしい。安倍首相はそれには沈黙したという。
  まあ、沈黙は当然だろう。軍隊を持たず、戦争をしないというのが日本の国是である。だがしかし、安倍首相は軍隊を持ちたい人間である。
  ゆえに、アメリカと北朝鮮が軍事衝突すれば、安保条約の定めにより日本も戦争に巻き込まれる。安倍首相はその時、自衛隊を軍隊とし戦争もできる様に憲法を変えるつもりで口は沈黙し、腹は好機到来とほくそ笑んでいたに違いない。
 
  もし、自衛隊が軍隊となった場合。PKOの日報でさへ隠蔽する体質がさらに強まって、シビリアンコントロールは建前だけになって、国民は軍隊をコントロールできなくなってしまう。
  しかし、野党にはそんな危険を感じる政治家はいなかった。先日の閉会中詮議でも稲田前防衛大臣が隠蔽にかかわっていたかいないかだけに終始した。
 
  私は思う。PKO日報など軍事機密の低い低い資料である。それが国民に知らされたところで国土防衛の脅威になどなりえない。
  軍事機密というものは、イージス艦がどこにいるかとか、潜水艦がどこにいるかなどが国土防衛に影響するので軍事機密になる。
  だから私は、PKO日報など1ヶ月遅れくらいで防衛庁のホームページに開示してかまわないと考えている。政治家はなぜその実利実績を与党からもぎ取らなかったのだろう。
(本当に不思議である)