3月末、箱根に行ってきました。

  箱根は昔から『東京の奥座敷』と言われている高級観光地です。温泉もあるし、深山幽谷も感じらるし、開けた芦ノ湖からは富士山も見えるし、(は~ぁ)とため息が出るほどにいい所です。
 
  今年の東京の桜は開花宣言がされたあとも、なかなか満開になりませんでした。満開を待ちわびる気持ちが肩すかしを食った様な気分でモヤモヤするので、3月下旬に日帰りで箱根に行ってきました。
  日帰りですから本来ならば家を早く出るべきなのですが、私は現役世代の邪魔をしたくないので、外出時間はラッシュアワーを避ける様に9時頃に家を出ました。
 
  新宿から小田急箱根登山鉄道で強羅まで行き、まずは強羅散歩をはじめました。でも、強羅は強羅~早雲山までケーブルカーが造られているほどの坂道です。その上、遅く家を出たので強羅到着は12時少し前になってしまい、まずは食事をしようという事になりました。
  少し早めの昼飯ですが、早くしてよかったです。私達の後から外国人のお客がどんどん入ってきて満席になってしまいました。美味しいデミグラスソースがいっぱいかかったオムライスでお腹も一杯になり、食後の散策は強羅駅付近だけになってしまいましたが、いやはや聞こえてくるのは外国語ばかりでした。
 
  ブラブラしていたら不動産屋があり、リゾートマンションが180万円で出ていたり、新築2年目の別荘が3億円で出ていたりします。180万円のマンションなら買う事もできますが、はてさて『東京の奥座敷』に来てまで外国語を聞かされるのはごめんです。
  帰りの箱根登山鉄道の車両の中でも、周囲の言葉は理解できない様々な外国語です。チョンガーの時には、箱根駅伝の1日目のゴールの近くに住んだ事もありまが、その頃の『東京の奥座敷』は激変していました。
箱根町に住んだのは四捨五入で50年前か、その頃の箱根を懐かしむのは時代錯誤だな!)