明珍火箸ゲット~ォ~!!

  明珍火箸は、SONYがコンデンサーマイクを発明した頃に試験用音源として使われ、茶人の間でしか知られていなかったのを一般の人も知る事となった。
  だがしかし、それは音の良さをめでる風鈴として知られただけで、本来の火箸として愛用する事はなかった。
  まあ、当然であろう。東京オリンピック以降、炭を使う暖房は急激に衰退し、石油やガスが家庭用暖房機の主流にとって替わり、火鉢と火箸は家庭から姿を消していた。
 
  私がヤフオクで入札したのは、火箸の長さが38cmと長かったからである。私は2010年6月3日のブログ『箸の長さは何センチがいいの?』で書いたとおり、長い箸が好きである。
  そして、めでたくも長さ38cmの明珍火箸を落札できた。さすが鉄の火箸。一膳で約400gの重さがある。食事に使うと重いがそれにも慣れる。だが、木の箸の時には感じなかったのが食事中には箸が頻繁に歯に当たるという事だった。
  鉄の火箸だとこれがまた痛い。それこそ歯が折れそうなほどに痛いので、明珍火箸を食事に使うのはあきらめた。
  アハハ~。木製の箸の時には、食事中に箸が食器や歯にあれほど頻繁に当たっているとは気づかなかったな~。明珍火箸を使い続けたら歯だけでなく茶碗やお椀を傷つけたに違いない。
 
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『箸の長さは何センチがいいの?』は以下のURLです。
https://blogs.yahoo.co.jp/kuranosuke_taira/14821358.html