今日、港区でタクシーとハイブリッド車の事故があった。

歩道にタクシー、4人重軽傷 東京・青山(朝日新聞デジタル 12/6(火) 9:18配信)
 6日午前8時40分ごろ、東京都港区の南青山三丁目交差点で、タクシーや乗用車など車3台とオートバイが絡む事故があった。タクシーは事故のはずみで歩道に乗り上げ、自転車の80代女性と歩行者の50代男性に衝突。女性は頭の骨が折れる重傷、男性が足に軽いけがをするなど、計4人が重軽傷を負った。タクシーを運転していた60代の男性は一時意識を失ったが回復し、けがはないという。警視庁が事故原因を調べている。
 赤坂署によると、交差点の手前の路肩で乗客を降ろしたタクシーが、3車線ある道路の一番右側に入ろうとしたところ、後方から来た乗用車と衝突。そのはずみで、信号待ちをしていたオートバイと軽乗用車を巻き込んだ。オートバイの20代男性と乗用車の40代男性がけがをしたが、いずれも命に別条はない。軽乗用車の30代女性にけがはなかった。(一部省略)
 

(以上、ヤフーニュースからの状況説明 : 以下、私の独断と偏見)
 

  この事故はタクシーが片側3車線のセンター寄り車線に入ろうとして、音の静かなハイブリッド車の左フェンダーに衝突して起きた事故である。タクシーのドライバーは60代だが、痴呆などの病的症状は無い健康人らしい。
  今日の事故は、昨日の福岡でタクシーが病院へ突っ込んだのとは違う。これはベテランドライバーがこれからも犯すであろう事故のパターンなのだ。
  ベテランドライバーは五感すべてで道路の状況を認識しているのである。特に音は他車の接近や路面状況や路側状況の認識には重要である。
 
  私は同乗者がいなければ冬でも運転席側の窓を1cmほど開けていた。それにより、後方より接近する車が大型車か乗用車かオートバイかなど目視以前にある程度判っていた。
  また、タイヤの走行音から路面が荒れているかどうも判るし、走行音がガードレールや塀で反射する音で路側との接近具合も感じ取っていた。
 
  ハイブリッド車出現以前の運転経験が長ければ長いほどこれらのドライブテクニックは身にしみついている。
  ボケによる事故だけではなく、ハイブリッド車の静粛性の特徴は事故を誘発する特徴でもある事を自動車メーカーは肝に銘じなければならない。
(途中経過かもしれないが、すべての自動車メーカーは欠陥車を造っているのである。そして、すべての産業に完璧な完成品は造れず、常に発展途上製品しか造れないのである)