『今週もお疲れさま』と自分にエール。

  先週末は孫を遊ばせるのに疲れたが、今週は女房を遊ばせるのに疲れてしまった。
 
  21日の水曜日には上野松坂屋で松江の和菓子司『彩雲堂』がイベントを始めたので初日に出かけてみた。本来的には『松江紀行』という箱入り和菓子を買うつもりでいたが、初日であったためか用意がなく、買う事ができなかった。
  用事を果たせなかったので時間が余り何処へ行こうかという事になった。敬老の日の前後数日は都立美術館の入園は高齢者無料かもしれないという事で向かったが、男と女は違うもの。
  私は直行したいのだが、不忍池に出たら蓮の花は終わっていたが葉が沢山茂っているので女房は蓮池をブラブラと眺め歩き始めた。まあ付き合わないわけにもいかないので遠回りと判っていても弁天堂を回って上野のお山に上ったら、今度は右折して西郷さんの所に出てしまった。
  まあ、左折が正しいのだが、女房が『私が案内するから』と言っていたので私は黙ってついていった。そして遠回りして都立美術館に着いた。
 
  都立美術館の入園料はさいわいな事に無料だったので『ポンピドゥー・センター傑作展』と『木々との対話』というふたつを観た。先に観たポンピドゥーはモダンアート美術に疎い私には退屈で、女房のボディーガードに専念した。
  木々との対話は5人の展示品だったが、これも美術に疎い私には判らない代物であった。ただ気になったのは、土屋仁応(つちや よしまさ)という人の動物というか幻獣というか動物を超えた作品であった。
  だが、私にはすべての作品が感覚的な違和感をおぼえる物であった。
 
  美術に疎い私には辛い1日であった。先週、今週の自分に『お疲れさま』とエールをおくった。