飛行機の比重?。

  旅客機の通称ジャンボと呼ばれた『ボーイング747』が世に出た時、冗談好きの先輩が「俺は昔から飛行機は地上を走っていると考えていた。ジャンボでさらに確信が深まった。電車だって30トンぐらいだぞ、300トンを超える物が空を飛ぶのはそう見えているだけで、本当は錯覚だ」と言いました。そこにいた全員が大笑いした楽しいジョークでした。
 
  ジャンボの胴体の太さは約6、5mで、長さは約70mです。仮に重量が300トンの場合、この胴体だけの概数で比重を計算すると、約0、13になります。同様に電車の概数を幅3m・高さ4m・長さ30m・重量30トン+乗客200人で計算すると比重は約0、12となります。仮に小型自動車の平均的数値、幅1、7m・高さ1、5m・長さ4、7m・重さ1、5トンで計算すると比重は約0、12になり、人間の乗り物の比重がほぼ同じというのが笑えます。私自身こんな結果が出るとは思っていませんでした。
 
  車が海に落ちてもしばらく浮いているという事実は、容積に対する重量が軽いという事です。結局、人間が快適に移動できる必要空間を確保すると、容積と重量の比率は似た値になるのだと思います。
  多分、船も同じ様な値になるとは思いますが、客船や軍艦や潜水艦ではどうなるのか。飛行機でも旅客機と戦闘機では当然の事ながら違いが出ると思います。
(40年以上前のジョークをマジに考えるあほらしさ!また笑えました!!)