浮世絵の誇張は感覚的に判る。

  先日、パソコンの中に分散している画像ファイルをまとめていたら、4~5年前に年賀はがきに使った富士山の写真が見つかりました。それが下の写真です。
 
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  11月2日のブログ『先々週は草津に行きました』で、人間は山の高さを誇張して感じるむねの事を書きました。
  また、トリップ様から横方向の視野角と、縦方向の視野角についてのコメントもいただきましたので、見つけた富士山の写真の縦方向だけ1、4倍に拡大してみました。それが下の写真です。
 
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  縦方向だけ拡大した写真を見ると、北斎の富岳三十六景の富士山に印象が似ています。勿論、私も近くから富士山を見た時には縦方向が誇張されて見ていたのでしょう。
  年賀状に印刷した時には、内心(富士山?こんなにペッタンコ??だったかったかな~)と違和感を感じていましたから。
 
  写真を撮った場所は精進湖から普通の靴でも30分ほどで上れる『精進湖パノラマ台』です。手前に富士山と相似な大室山があり、俗に『子抱き富士』と呼ばれる撮影スポットです。