久々のツーリング。(笹子隧道は心霊スポット?)

  今年の夏は孫が生まれたのでツーリングに出かける事ができませんでした。28日には約2ヵ月半ぶりにバイクにまたがりました。行き先は、5月26日に入りぞびれた甲州市日川渓谷の天目山温泉です。
 
  前回の時、ぽつぽつ様がコメントで笹子峠の旧道を走ったと書いてくださいましたので、私も今回は旧道を走ってみました。
  一言で言えば、旧道は恐い道でした。第一に道幅が狭い事。第二は九十九折れで道のりが長い事。第三は季節的なもので落ち葉があった事。そして、第四はも~っと恐い話です。
  でも、総体的には楽しい道でした。頂上のトンネル(笹子隧道)から、大月市側と甲州市側それぞれ約4Kmの計8Kmは人家の無い山道で、対向車などもほぼありません。でも、時にそれが恐ろしい話につながるのです。
 
  道にはドングリが落ちていて、タイヤで踏むと『パチン』と割れるのが楽しくて狙ってやっていたら、コーナーで後ろのタイヤが中途半端にドングリに乗って、ドングリが『ピッ』と跳ねて後輪が少しズレました。そして、上るにつれ落ち葉が増え、時に後輪がズルリと滑りました。コケたくないので走行速度も20~25Kmに落としました。
  頂上の笹子隧道は向こう側が見えるほど短いのですが、軽自動車でもすれ違えない幅の狭いトンネルです。
 
イメージ 1
(美肌の湯 ・ やまと天目山温泉)
 
  さて、今回のツーリングの目的の強アルカリ泉ですが、これだけ強いアルカリ泉は初めてです。一番小さな源泉の浴槽には2つの湯口があり、右の湯口からは冷たい源泉が流れ込み、そのままでは冷たくて湯船に入る事ができないので、左の湯口からは加温した源泉が流れ込んでいますので、湯船の左側は体温より少し温かく、右側は冷たい!ヌルい?。
  そんな左右の湯口の温度を確認した後に自分の肌に触れてみたら、体中がヌルヌルして化粧クリームを塗った様です。ところが、湯船から出るとヌルヌルしてません。
  いくつかの湯船を出入りして風呂を出ました。体の荒熱がとれて下着を着る時にジジイ肌がアカチャン肌になった様な気がしました。でも気分でしょう。翌朝にはジジイ肌に戻っていましたから。
 
  さて、恐怖の体験は帰路の旧道の笹子隧道入り口で起こりました。隧道の手前で停車して写真を撮ろうと隧道入り口に近づきました。すると、チリン ・ ・ ・ チリン ・ ・ ・ と鈴の音が聞こえたのです。動画にも写っていますが「誰か来たかな?」と振り返へり、誰もいないので背筋が凍りました。人の姿も見えず、ガサゴソという生き物の動く気配も感じません。不気味なので、写真を撮ってすぐ立ち去ろうと、そそくさと写真を撮りました。
  写真を撮り終えてバイクに近づいたら、またも鈴の音。今度は上の方から聞こえた事が判りました。そして恐怖は消え去りました。上ってくる途中で道路調査をしている人がいました。多分、林野庁かなにかの人でしょう。お仲間が『熊よけ鈴』をつけて山の調査をしているのだろうと考えて納得しました。(知りませんでしたけど笹子隧道は心霊スポットだそうです)
 
  本日のデータ。出発:6時50分  帰着:15時40分  走行距離:217Km
  天目山温泉滞在時間:10時30分より12時10分(昼食含む)
 
 
  それでは私が恐怖で振り返るシーンをご覧ください。