安倍首相は運がいい。

  8月14日に出された安倍首相の『戦後70年談話』は意味不明で問題山積である。
  それに対する中国・韓国の反応が弱いので、安倍首相は日本の考え方が容認されたと思っている様だが、実態はさにあらず。とるにたらぬ事と半分無視されたに過ぎない。
  それは中国・韓国の経済事情が思わしくないから無視しただけで、もしこれが両国イケイケの好景気の時だったら両国の反応はまったく別だったと思う。
  アベクン、運がよかったねと私は思っている。(この件はここまで)
 
  私が一番感じるのは日本国内の反応である。自公は自画自賛に走るが、国民から賛否の批判が少ないという事は、国民も安倍首相の『戦後70年談話』に何の意味も感じていないという事である。
  そして『戦後70年談話』が最悪であった事は、翌日の平成天皇の言葉にすべて集約されている。平成天皇終戦の日の式典で『さきの大戦に対 する深い反省』と初めて反省の言葉をのべたのである。
  これは、安倍首相の『戦後70年談話』に対する平成天皇の静かな批判である。すなわち、臣民:安倍は天皇陛下のお気持ちを考えもせず、あまつさへ尻拭いをさせた逆賊にほかならない。(これはお爺ちゃんの隔世遺伝かな?)
 
  天皇陛下おことば全文
 
 安倍首相の戦後70年談話全文