病気が苦しいから死にたいと言うんだぞ。

 激痛などで苦しいと、患者は医者に『辛いので死にたい』という事がある。この言葉を裏返せば『この辛さが無ければ生きていたい』という意味である。
 ところが医者はその言葉を理解してくれない。『そんな事は言わないでください』とか『一緒に病気と闘いましょう』などと言うけど、患者からすればなにかはぐらされている様な気分になる。
 
 医者がデータ重視になってから、医者は患者の不快症状の治療に関心が無くなった様な気がする。もう少し患者の訴えに耳を傾けてほしいと思う昨今である。
 不快症状がへらないと病気と戦う気力だっておきやしない。だから『死にたい』て言うんだぞ!!。