食生活は時間とともに変化する。

 ぽつぽつ様の10月14日のブログ『はちみつ』を読んで、今までの食生活を思い返してしまいました。
 
 新婚当時は私も大食気味だったので、女房には品数よりも量を重視して作ってもらいました。
 食事が変わったのは子供ができてからです。離乳食の時から食事の中心は子供に移ってしまいましたが、その分、量よりも質に重点がおかれ、品数が増えました。
 
 一番食べたのは、子供が中学から高校の頃で、私よりも子供の方が量を食べる様になったので、女房は毎日の様に買い物に行ってました。
 子供が食い盛りのこの頃に、調味料や蜂蜜などに子供と同時に手を伸ばす事が度々あるので、卓上には醤油さしと醤油のペットボトルが同居したり、蜂蜜を2つの容器に分けて同時に手を出す事が減りました。
 その時、量の多い蜂蜜は全体が動かないので凍りやすく、容器を逆さまにしなければならない様な量だと凍りにくいと気付きました。
 
 焼肉なども、私はロースがよいのに子供はバラ肉を食べたがるなど歳の差の好みが分かれました。
 今は更に私の好みも変わり、焼肉よりもシチュー用の肉で角煮(カツオの角煮風)を作ったり、脂が邪魔だと感じる時は鶏肉で角煮をつくています。
 こんな保存がきき少量でご飯のおかずになる様な物を食べています。そうそう、もう蜂蜜も取り合う事はないのですが、なかなか減らないので冷蔵庫で保存しても凍らない加工蜂蜜を使う様になりました。
 
 食生活というのも、家族構成と家族の年齢によってずいぶん変化すると、しみじみしてしまいました。勿論、食費もずいぶん少なくなりました。高級食材を食べてもよいのですが、残念ながら私は味覚音痴なので、自分が旨いと思えるならば食材は安くてもよいのです。
 今、どうしても食べたいのはアワビの刺身です。ただし、これも美味さよりも噛みごたえを味わいたいのです。(現代の食のソフト化は私の好みに合いません・私は噛みたい派なのです)