大嫌いな庭仕事をやらされた~。

 先週は屋根の防水工事の前にと、鉢植えの整理をさせられた。手始めはクリスマスローズの株分けだけど、初めてだったのでノコギリで2分割した。
 やってみて判ったのは、株自体は小さくて、大きく見えたのは細かな根が土をしっかりと抱え込んでいたためだった。その密集した根のおかげで株分け後に枯れる葉も無しに、スクスクと新芽も伸びてくれた。
 
 次はゼラニュウムの鉢の植え替えで、台風18号で根元から倒れてしまったゼラニュウムの鉢をひっくり返して古い土を捨て、新しい培養土に入れ替えて植え直した。
 鉢をひっくり返すと毎度の事ながら、ゼラニュウムの根には沢山のセミの幼虫が付いている。それぞれが1本の根にしっかりと噛みついていて逃げようともしない。どうせ死んでしまうのだから、苦しみを長引かせない様に全部踏み潰した。
 
 最後は庭に自然と実生で生えてきた小物を鉢に植えかえる事だった。クリスマスローズの苗が20本ほど。白樺の苗が2本。それとは別に、伸びすぎたゼラニュウムを剪定したので、その先っぽを2つの鉢に挿し芽した。
 クリスマスローズの苗は沢山あるので少々枯れても何とかなるが、白樺は2本しかないので2本とも枯れずに冬越ししてほしい。
 
 うちの白樺は隣駅の知り合いから分けてもらったもので、長兄の庭には白樺高原産の後輩白樺が生えていた。長兄の白樺が枯れるまでは始末に困るほど実生の白樺が芽吹いたのだが、数年前に枯れてからは芽吹きの数が減ってしまった。
 長兄の白樺が枯れた原因は根元付近の内側をカミキリムシの幼虫に食い荒らされた事だった。
 
 カミキリムシの幼虫は地面ギリギリの所から白樺に食い入り、食べかすをそこから出すので鉛筆の削りかすの様なフン?が積もる。
 園芸店に相談したら『穴を見つけて針金を突っ込んで潰す』と教えてくれたけど、その穴が判らなくて、最初の年は成虫が出て行った1cmくらいの穴ができてしまった。次の年からは残効性のある塗布型ゴキブリ用殺虫剤をフンが出なくなるまで根気よく食べかす一帯に吹き付けて退治している。
 
(今年実生の白樺の苗です・ひ弱です)
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