エ~ッ!!何でこんな手のこんだ事するの??

 バイクの左右のバックミラーの取り付け角度が下のイメージ写真の様に差があるのに気がついて、左のバックミラーの取り付けを右と同じにしようとネジを緩めた。
 だが、ミラーのロックナットと思われる2重ネジの意味が判らない。バックミラーはハンドルにつながる台座にネジが切られているから、ミラーのロックナットだけで緩み止めの効果はあるはずだ。
 それなのに、なぜロックナットが2個ついているんだと思った。
 
イメージ 2
 
 左のバックミラーを外して、とにかく2重のロックナットを緩めようと色々試したが緩む気配がない。ナットの角が変形するほど力を込めても緩まない。仕方かないので右のミラーも外したら、作業の途中で偶然にも逆回転の力が加わり、2重のロックナットが緩んだ。
 そして、ネジをバラバラにしてみたら、ミラーのステーのネジは左右とも逆ネジになっていた。2重のロックナットと勘違いした下側のナットは、単なるアダプターで雄が右ネジで、上側の雌は逆ネジになっていた。
 下の写真ではミラーのステーの逆ネジはよく判らないかもしれません。また、ミラー位置は、バイクを前から見た時のミラー位置関係になっています。(?・言葉での表現は難しいな~)
 
イメージ 1
 
 まあ、ネジの構造が判り、ミラーの取り付け角調整には下のアダプターは関与していないからと、左右ともねじ込んだ。そして、左右のミラーをアダプターにねじ込み、角度を調節してロックナットを指で軽く締めた。
 そして、スパナでしっかりとロックしようと逆ネジのロックナットを締めた。すると、下のアダプターが緩んでしまった。
 下のアダプターにもレンチを噛ませて固定し、ミラーのロックナットを締めたが、その作業中にミラーを押さえる3本目の腕が無い。しかたがないのでポニョプワのお腹をミラーに押し付けて固定した。
 
 だけど、何で左右とも逆ネジのバックミラーを作り、左右とも右の雄ネジと逆ネジのメスのアダプターを介して固定する様な複雑な工程を組み込んだのだろう。
 いくら考えても合理的な解釈は出てこなかった。まあ、強いて考えれば、ミラーが人体に前からでも後からでもぶつかれば緩むという解釈はできるが、納得するほどの説得力にはならなかった。