曽爾高原のカヤト原。

 日本一のカヤトの原は、やはり曽爾高原だと思います。
 
 私がカヤトのしげる曽爾高原を見たのは30代の時で、名古屋への長期出張の時でした。土曜日は赤目四十八滝から曽爾高原まで歩いて曽爾に泊まり、日曜日は曽爾から室生寺に行く予定でした。
 近鉄の『赤目口』から赤目四十八滝を見物しながらさかのぼると、禁漁区になっている川には警戒心の強いはずのアマゴが安心して姿を見せています。チーズを千切って投げると川岸近くまで寄って来て食べました。
 
 四十八滝の上流で曽爾に向かう道路に出たら右手おれて、鶯の恋鳴きや谷渡りの鳴き声を聞きながら良い気分で歩くうち曽爾の宿に着きました。宿の部屋からは残念ながら高原は見えませんが、宿の玄関からはお椀の様なススキの原が見えました。
 翌日の日曜は室生寺まで歩くつもりでしたが、朝から大雨だったので近鉄名張』に出てそのまま帰りました。名古屋長期出張中の思い出です。
 


 
 関東のススキの名所は動画の山中湖と箱根の仙石原で、秋にはテレビのニュースでも放送される事があります。
 エッ『山梨県は関東じゃあない!!』ですって?。ウ~ン、関東電波管理局の管内なので無線屋は関東と思っています。(ボケではなく職業病です!!)