やっと涼しくなって酒が呑める。

 ここ数日、夜の気温が下がってきたので酒が呑める様になった。盛夏の熱帯夜などに酒を呑むと、暑くて暑くて眠る事ができなくて酒はひかえていた。
 
 夜が涼しくなったので、3ヶ月ほど我慢していたワイルドターキが呑みたくなり、気張ってビーフジャーキーを買った。55グラムで525円。日本伝統のスルメゲソに比べると3~4倍はするが、夏を越しての初バーボンなので奢る事にした。
 香辛料の強い干し肉を一口かじってシングルをカポッと一気に呑み込む。七面鳥が喉を引っかきながら落ちていく。
 1枚の干し肉でシングル4杯を立て続けに呑んだら一気に酔ってしまい、女房の前で1時間ほど寝てしまった。七面鳥に負けたのがチョット悔しかった初戦であった。
 
 ところで、酒とつまみはどういう風に食せばよいのだろうか。ビーフジャーキーの様に癖の強いツマミは酒の味わいをスポイルしてしまいそうだが、癖の強いバーボンならよい勝負となる。
 だが、呑むのが清酒だったら酒が負ける。清酒に一番合うツマミは、個人的にはソバが好きだ。酒を呑み、残り香を味わい、間をおいて薄めのソバつゆでソバをたぐる。
 すると、ソバが喉の拭き掃除をして胃に落ちていくので、次の1杯がまた新鮮で旨く感じる。清酒は脂に勝てる酒ではないので淡白なツマミが旨い。
 
 ビールだと、私はツマミを選ばない。というより、ツマミ無しで夕食前に300ml缶2本は終わってしまう。ただし、夕食前に呑むと食がすすむので体重が増える。それと、痛風に悪いと言われるし、体重増加も痛風の敵なのでビールは好きなのだがひかえている。
(涼しくなってよかった・また酒が呑める)