久しぶりの歌謡コンサート。

 半年ぶりくらいに歌謡コンサートが当たり、昨夜はNHKホールに行ってきました。番組内容は放送された通りですが、毎回の事ながら放送終了後に3人の歌手がトークと1曲歌ってくれるのは、当たった者だけの楽しみです。
 
 昨夜は3人の最後に歌ったのが水森かおりで、歌う前の司会の高山哲哉とのトークにファンからの『かおりちゃ~ん』コールが激しく、話が聞こえないし進みません。すると、水森かおりが一言『聞いて~』と言ったら、ファンが静かになったのでビックリしました。
 そして、歌の途中では例のごとくに、ファンクラブが占めている座席に向かってピョンピョンと飛び跳ねながら手を振って愛想を振りまきました。
 
 そういえば昔、ある女性歌手のファンクラブの会員番号1桁の人と仕事をした事があります。
 熱烈なファンでしたから、その歌手と結婚する希望を持っていて未婚でした。そして、会員番号が1桁なので、新会員の入会許可の権限もありました。
 その時、私はファンクラブがどの様なものか知りました。しかも、結婚順位が会員番号順である事にも驚きました。
 ファンでも何でもない私は(好きな歌手と結婚できる可能性など絶望的低さ)だと思いました。
 
 なおかつ、芸能人の配偶者と結婚生活を続けるのは大変だと思います。2年くらい先まで予定が組まれていて、新婚時代も顔を会わせる事も少なく、多分、抱き合い愛し合う事もままならないでしょう。
 芸能人というのは皆の恋人です。首筋にキスマークがつていたり、絡み合わせた腕や足に青なじみなど作ったまま舞台に出ては、熱烈なファンでも引くでしょう。
 舞台では体調が悪くても元気に振舞わなくてはならず、芸能人というものは大変なお仕事だと毎度の事ながら思いました。