元ＣＩＡのスノーデン君は殺される。

　ＮＳＡで盗聴を担当していて、英雄気取りでそれを暴露したスノーデン（２９歳）は殺される事を心配しているが、アメリカ領事館などに逃げ込まないかぎり殺されるだろう。
　アメリカに抹殺される事を恐れるスノーデンだが、本当に始末してしまいたいのは中国だ。これは、米中トップ会談でハッキングを指摘された中国の報復だと、私は考える。
 
　米国内での盗聴についての暴露は７０～８０％の信憑性を感じたが、中国へのハッキング発言で、その信憑性は２０～３０％に落ちた。そして、私は中国の作為を感じた。
　米中トップ会談の席で名指しで非難された中国は、中国の正当性を国際世論に訴えるべくスノ－デンを英雄気取りにさせ、更に中国へのハッキングもでっち上げた。私はそう感じた。チョットばかし、手を加えすぎて蛇足まで書き加えたのが中国の失敗かもしれないし、中国はアメリカを恐れていないとの威嚇かもしれない。
 
　どちらにしても、もうスノーデンの役目は終わった。下手にアメリカに連れ戻されて、裁判の場でスノーデンの口から中国の働きかけが語られるのが一番まずい。
　だから、顔を整形し別人として何処かへ行ってしまったというのが一番無難である。勿論、本当の行き先は海の底かもしれないのだが。