あれ?何で鶯が恋鳴き?何で猫がラブコール?

 ここ数日、早朝に鶯の恋鳴きが聞かれ、午後には赤ちゃんの泣き声の様な猫のラブコールが聞かれる。なんで今頃?。
 
 今年は入梅宣言の後にカラツユが続き、今頃になって雨が降り始めて涼しくなったから鶯や猫が季節を間違えたのかもしれない。
 そういえば、鶯が『ホ~ホケキョ』と鳴いた後に『ケキョケキョケキョ』と谷渡りで鳴いて縄張り宣言するから、鶯自身「何かおかしいな~」と感じているのかもしれない。
 猫もラブコールしているが、恋敵が現れて『ナ~ゴ・ナ~ゴ・フギャ~』と恋争いをしないから、これも季節を勘違いした猫だけが鳴いているのかもしれない。
 
 今、豪雨災害で避難など苦労している地域の人には申し訳ないが、弓なりに曲がった日本の地勢的特質で東と西、北と南の天候の違いを感じてしまう。
 子供の頃の記憶では、梅雨時はジメジメとして毎日雨模様だった気がする。とにかく、雨が降っていなくても傘を持って通学していた気がし、傘を持たなかった時にだけ午後から雨になった気がする。
 
 カラツユで水不足になった水源地に雨はほしいが、災害をもたらす様な大雨は困る。子供の頃の記憶の様にシトシトと降ってほしいものである。