オートバイに乗るのはスポーツだ。

 私の使っている『らくらくホン』には歩数計がついています。駅前のスーパーを往復すると約3千歩。隣駅まで歩いて往復すると約7千歩。確定申告で税務署を往復すると約1万歩になります。
 そして、ベラドンナちゃんと150Kmほどのツーリングに行くと約7千歩になります。でも、自動車で草津へ行くと180Km走っても2千歩にもならないのです。
 スパルタンなオートバイならリーンウイズだけでなく、リーンインやリーンアウトや、時には尻をシートから内側に外すハングオンなどの激しい走りをするのでスポーツだと思いますが、穏やかに乗るスクーターでそんなに歩数計が上がるとは思いませんでした。
 多分、2輪車で歩数の上がるのは振動も計測されるからだと思います。4輪車に比べると2輪車は振動があるので、体重移動も計測されるかもしれませんが、振動も計測されているのだと思います。
 
 ツーリングで色々な状況の道路を走る時にはチャンバラをイメージしてしまいます。4輪車は鎧を着けた武士で、2輪車は着流しの侍です。4輪車は鎧で守られていて安全ですが動きが鈍い。2輪車は無防備ですが動きは早い。
 交通の流れでは、それらが混じりあって走っているわけです。だから、時に2輪車は加速して危険な状態から脱する事もあります。前後をトラックに挟まれた時などには減速して安全を図ろうとすると、後ろのトラックが脇を追い抜いて行くわけですから危険を感じます。かえって加速して前のトラックを追い越した方が、安全な時もあるのです。
 
 ところが、そんな時にかぎって白バイにつかまるのです。しかも、白バイ隊員も2輪車で走っていますから、加速で危険回避できるのは判っているはずです。でも、捕まえたら決まり文句を言って切符を切ります。
 まあ、そんなこんなで最近ベラドンナちゃんのヘッドライトの上に、以前ブログに写真を出した丸っこいドライブレコーダーを取り付けて走る様にしました。(白バイが本当に400mの追尾をしたか写すために後ろにもつけようかな~)
 そして、ドライブレコーダーを付けて面白かったのは、ベラドンナちゃんでも車体を45度くらいは倒しこんで走っているのが判った事です。帰宅してからでも、そんな動画を見てワクワクしている少し変な内蔵助です。