政党といえない日本維新の会。

 自浄作用の無い日本維新の会は政党と呼べないお馬鹿集団である。共同代表の片方の橋下が『慰安婦問題』でトチ狂っているのを注意できないのがその証拠である。という事は、日本維新の会に『慰安婦問題は人権問題』と判る奴がいないという事である。すなわち政治家としての感性の無い連中の集団という事である。
 
 橋下は慰安婦問題を『兵士の性欲処理』としている。
 片やアメリカは『人権問題』としているのである。
 
 橋下は今も慰安婦問題を人権問題としてとらえていない。
 日本維新の会にはソッと橋下に耳打ちする奴もいない。
 もう1人の共同代表の石原でさへ注意しない。
(まあ石原も人権問題の判る人間でないけど)
 
 弁護士の習性なのかどうかは判らないが、橋下は反対されると、より強力に自己世界を先鋭化する。アメリカに行って自分の真意を説明するといきまいているが、理論の根本が『性欲の処理』と『人権問題』で異なっているから議論にもならないし、より根本的な『人権問題』に軍配の上がるのはすでに見えている。
 
 しかしまあ、橋下は日本の品位を落として落として落としまくったものだ。元が弁護士だから人権にはもう少し気を遣うと思ったのだが、弁護士の職業的習性で自論の『性欲処理』を尖らせまくったから収拾がつかなくなってしまった。
 橋下は本当にアメリカに行くのだろうか。今の理論武装のままでは恥をかくのは橋下1人ではない。日本維新の会よ、ソッと耳打ちする奴はいないのか。今のままでは日本も恥をかくのだ。