納得できない交通取締り。

 去年の春の交通安全運動中に40Km制限道路を62Kmで走って取り締まりに遭ってしまった。先行する軽自動車に追走していて2台とも停められたのだが、軽の方は警察官の口頭注意でそのまま走り去ってしまった。
 それがどうしても納得できなくて理由を聞いたが『今日は20Kmオーバーを重点的に取り締まっている』との事で、そこは
納得した。しかし、前を走っていた軽自動車がキップを切られないのを見たので、何Kmで走っていたのか聞いたが『速度超過が20Km以下のデーターは記録していない』との一点張りで聞き出す事ができなかった。
 
 私の頭には『ネズミ捕りはレーダー方式』しかなかったので、普通ならば先頭の1台が捕まるか、悪い展開でも2台がキップを切られると思っていたのに、先行した軽が口頭注意で開放された事が2輪車狙い撃ちの取り締まりに思えてなかなか納得できなかった。
 警察官と押し問答の末、測定器を見たら3mの間隔を通過する時間で速度を計測している事が判り、個々の速度を計測できるので渋々納得した。
 
 その時、計測器のメーカーがJRCだったので、無線屋仲間でJRCに勤めている奴がいるから装置の仕様を聞いて、本当にデーターが保管されないのか聞こうと思った。
 家に帰って名簿を探すうちに頭が冷えたのか、私が65歳を過ぎているので、歳からいえばJRCの奴だって定年退職後に嘱託として勤めてもその期限は過ぎてしまった。経営者として役員にでもなっていれば別だけど、役員にまで上りつめる奴じゃあないしと仕様を聞くのもあきらめた。(JRCの役員名簿にも名前はありませんでした・残念)
 
 未練がましい私は、今でも『2輪車は不当に交通取り締まりを受けている』と思っている。