私のささやかなドーパミン放出方法。

 宮沢賢治と違い『ほめられもせず』けなされるだけの私は、自分自身でドーパミンを出さなければならない。
 職人気質と言い切る自信も無い職人性格の私は、時々ビールの缶を縦に潰したり紙テープを切ってドーパミンを出している。
 
 ビールの缶潰しは、写真の様に空き缶を手だけで縦に潰すのだが、これは1人でやってもドーパミンの出が悪い。競う相手のある飲み会でやった方が楽しく、座も盛り上がる。数年前に何かのCMで朝青龍が指先でクシャと潰すのがあったが、私は平成4年からやっていたし、2007年11月14日に写真入りでホームページを書いたからCMよりは早かったと自負している。(写真はHPにも貼ったものです)
 これがスチール缶だったら1人でやっても『歳のわりにゃあ俺もやるジャン』と思うのだろうが、スチール缶は潰すうちに角が立ってくると手を切ってしまう。皮手袋でもしてないとチャレンジできない。
 
 紙テープ切りは、広告などの適当な紙をテ-プ状に切り、その真ん中を目見当で切って半分にする。2つになったテープを重ね合わせてその差が1mm以下だと、内心『ウフフ』となって少量のドーパミンが出る。
 テープを3本に切り、誤差が1mm以下だったり、目見当を惑わすために、テープの巾を左右で変えたのを切って長さが揃うと、よりドーパミンが出る。内心『さっすが~』と自己満足してしまう。
 
 もう1つあった。葉書や手紙などを捨てる時、あて先などを鋏で細断してゴミに出す。その時、左手に紙を持って送り出しながら右手の鋏で素早く1mm以下の細さに切るのが楽しい。まあ、川崎大師の飴屋が包丁でリズミカルに飴を切る様なものなのだが、飴屋は客寄せの芸になるが、ゴミ出しのために鋏で細断するのは無駄な事と女房は言う。女房はシュレッダー派である。