自殺願望の危険な特徴。

 イジメを苦にして自殺する少年少女がいます。彼らには自殺願望などありません。イジメられるのが辛くて、辛くて。生きて行くのが苦しくて、苦しくて。それでも解決方法が見つけられなくて自殺を選んでしまったのです。
 それが自殺者と自殺願望者の最大の違いです。?ン?判りませんか。自殺する人は誰も道連れにせず1人で死んで行くのです。
 
 ところが、自殺願望者は道連れを探します。昔から世界中で自殺願望の教祖に振り回されて集団自殺やテロ行為に走ったカルト教団の事件が報道されました。オウム真理教も70億人を殺戮する量のサリン製造を目指しましたし、自動小銃の製造も目論みました。
 横道にそれますが、銃で一番重要なのは銃身に穴を開け螺旋を刻む事です。そのため、北陸の工場経営者をオウム信者にし、工場を乗っ取りました。しかし、工員はオウムにはまった社長に見切りをつけ辞めたので、技術力の無いオウム信者には銃身を作る事ができなくて計画は失敗しました。
 
 私は後に、元教祖の麻原彰晃の言動をテレビで見て『こいつには自殺願望がある』と感じました。自殺する人間は1人で行ってしまいますが、自殺願望者は必ず道連れを探すのです。
 また横道にそれますが、そんな偽教祖を見破るのは簡単です。デブの教祖は衆生の救済など考えていませんし、その事で真剣に悩んでもいません。自殺願望の教祖は充分な道連れができるまで生と性を楽しみ、食も抑制できずにデブになります。
 
 石原慎太郎(自殺願望のある死にぞこないの軍国少年)は、今も自分の理想的な死を求め、その道連れを探しています。慎太郎にしてみれば三島由紀夫が羨ましかったでしょう。自己の美学を貫いて代々木の自衛隊に侵入し、割腹自殺で果てました。慎太郎は由紀夫に先を越されてしまったのです。
 それ以来、石原慎太郎三島由紀夫を越えて死ぬべく道を探してさ迷い続けているのです。『とにかく三島由紀夫より大きな事をやって俺の死に場所にしたい』と願う慎太郎に続く者は、先頭の慎太郎に自殺願望がある事など判りません。なにせ、自殺願望のある奴はなるべく多くの道連れを従えるべく上手に宣伝するからです。
(多くの自殺願望者はでかい事で目くらましをかませます・できようができまいがかまいません・どうせ自分は死ぬのですから)