これで仮眠できる!!。

 ビッグスクーターベラドンナちゃんにはシートの前に燃料タンクが無いので、ハンドルポストに頭をのせて仮眠しようとすると、背中が落ちて仮眠できません。シートからハンドルまでハンモックを吊るために、夏から純正シートを探していました。
 そして先日。N様から純正シートをお譲りいただき、今までのシートと取替えました。仮眠用のハンモックを取り付けるには、どうしても純正シートのバックレストが必要だったのです。
 
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 前々回のブログ『網を編む。が、断念。』に書いた様に、最初は小さなハンモックを作るつもりで網を編み始めましたが、あまりにもはかどらないのでやめてしまいました。
 そして、網を編む手間を省いて写真の様なハシゴ型のハンモックを作りました。体を支える横紐は常に張っている様に5mmのビニールチューブに通し両端に輪を作りました。
 そして両側の紐には、6本の横紐がずれない様にセパレーターとして50円玉と7cmに切ったビニールチューブを入れました。これの方が網のハンモックよりも簡単に作れました。
 
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 シルバーウィングに取り付けると『これなら仮眠できそう』という良い出来です。ヘルメットはかぶっていませんでしたが、すぐ寝転んでみました。ハシゴハンモックが背中をホールドし、ずり落ちずに横になれました。ただ、頭はハンドルポストの金具に当たり痛かったで~す。
 頭がこれだけ痛いと、ヘルメットにも傷が付くかもしれません。手拭いでも雑巾でも革手袋でもよいから当て布をして寝転ぶ事にします。でもね~考えてみると、これから寒くなるので別の意味で仮眠は無理でしょうね。来年の夏までお蔵入りになると思います。
 
 お蔵入りの理由がもう一つあります。純正シートは写真の様に黒です。カスタム化にお金をかけた初代オーナーの白いシートを純正に替えると、途端にベラドンナちゃんはただのシルバーウィングになってしまいます。
 それに、冬は仮眠などする気になりませんので白いシートにし、暑くなったらツーリング先の木陰で仮眠する様に純正シートにする。これからは春秋2回、シートを付け替えたいと思っています。