私の好きなオートバイのタイプ。

 勿論シルバーウィングのベラドンナちゃんです。でも、ベラドンナちゃんに出会う前はアメリカンタイプが欲しいと思っていました。前橋で乗って気付いたのですが、アメリカンタイプはロードタイプより足がつきやすいのです。
 
 正直に言えば、私は足が短い!!。まあ、最初のCB350の頃からそうでしたが、シートに跨って両足がつかないのです。息子のXJR1300では、停まると尻をずらさないとなりません。適当に流れている時はいいのですが、渋滞にはまるとこれがくたびれます。疲れてくると足が真っ直ぐに伸びなくて、時に赤信号ゴケしそうになります。
 それに、今のロードタイプは前傾姿勢がきつく、私には腰痛発生器の様なものだし、テールを跳ね上げたデザインもテールバーが高い位置になり、センタースタンドを外す時にも立てる時にも腕が縮んでいるので力が入りません。
 それに比べるとアメリカンタイプは、俗に殿様乗り(大仏乗り)と言われる様にシート位置が低くく足つきも容易だし、全体も低めなので取り回しも楽なのです。
 
 スズキサベージ650の実物を見たのは前橋で通勤の足を捜している時でした。単気筒なので車体も軽く足つきも良かったのですが、電装が6ボルトなのでヘッドライトが暗いのでは?と夜間走行に不安を感じました。再販された時には電装も12ボルトになっていたので欲しかった~。アメリカンタイプは馬力でスピードを楽しむのではなく、爆発音を数える様にトルクで走る大人の乗り物です。
 でも、息子のXJR1300も悪くはありませんよ~。同じ町なのに有り余るパワーで信号から信号までを短く感じるあの走りは魅力的です。とはいえ、取り回しでくたびれますので、XJR1300で山中湖や小河内ダムから帰ってきたらセンタースタンドを立てられなかったでしょう。
 
 ベラドンナちゃんですか?。動いている時に重さを感じる事はほとんどありませんが、道路に出す時にはバックギアが欲しいな~。だって車重は250Kg近くあり、XJR1300とほとんど変わりません。パワーは600ccで39馬力ですから数値的には非力です。でも私の歳(操縦テクニック)以上の機動力があり不満はありません。何より停車時に両足がつくので渋滞に巻き込まれても疲れませんし、アメリカンタイプだったら渋滞ではクラッチを握る左腕がくたびれてプルプルするのでしょうが、オートクラッチのスクーターはラクチンです。
 
 あとは、ライフスタイルにベラドンナちゃんをどの様に組み込んでいくかです。女房を乗せて走りたいのですが『罰ゲーム?』とまで言われてますから容易ではないでしょう。