イジメの見過ごしから生じる悪しき試行錯誤。

 大津市のイジメ自殺をキッカケとして、すでに悪しき兆候が出始めた。
 
 犯罪をイジメと言い逃れてきた学校側の堰が破れたのである。これからはイジメ告発が多くなり、警察も学校も犯罪調査に時間をとられ、あるいは長い訴訟に無駄な時間をついやす事になるだろう。
 これはイジメを放置し、イジメから犯罪にエスカレートさせた揺り返しであり、学校と家庭と警察の適切な関係が出来上がるまで続くだろう。とにかく私達は『イジメ=犯罪』と再確認し、告発できる事を知ってしまったのだ。
 
 もう被害者は泣き寝入りしないだろう。