嫌だけど、またイジメブログ。

 大津の自殺した中学生の親も学校も『イジメ』があったとしているが、加害者側の親は『イジメがあったなら学校には来ていなかったはず。イジメというのを撤回してほしい。』と言っているらしい。(16時53分からのテレビ朝日スーパーJチャンネルのニュースより)
 
 被害者側の親の言い分も、加害者側の親の言い分も判る。子供を保護する立場にある双方の親とすれば共にもっともな言い分である。
 ではなぜその様な事が起こるのか。理由は簡単である。今回の報道で知る範囲でも、これは『イジメ』ではない。何回も書いた様にこれは『暴行』や『恐喝』という犯罪行為である。学校側が『犯罪』を『イジメ』と言う事により生じた行き違いであり、その責任はすべて学校にある。
 
 我々は、もう『イジメ』という言葉を安易に使うのは止めなければならない。そして、『犯罪』と『イジメ』をハッキリさせなければならない時代になったと自覚しなければいけない。