その後の節水コマ。

 最近は物忘れが多い。先日はパイプカッターがいつもの場所に置いてなかったので散々探し回ってしまった。最後に見つけたのは孫が乗れる動くおもちゃを作る途中で一切合財を詰め込んで部屋の隅に置いたレジ袋の中でした。
 今も探しているのが普通の止水コマで、十数年前に買い置きした記憶はあるけど、どこに入れたか思い出せない。チョコチョコっと探した範囲では発見できませんでした。多分我が家のバミューダトライアングルであるロフトベッドの下かもしれないけど、そこに手を付けたら女房に徹底的な片付けを言い付けられそうで勇気が出ません。
 
 それともう一つ、女房に節水コマの使い勝手を聞いたら『何?それ』と言われてしまい。残っている実物を見せて説明したけど『私には違和感ないけど、それがどうかしたの』と素っ気ない返事。
 私とすれば(閉める時のフワフワ感で気づかないのかよ~)の気持ちを抑えて「使った感じはどう?」と聞いたら『軽く締まっていいよ。新しいからだと思ってた』とこれもつれない返事。
 そうか、イライラしてたのは私だけか。それならロフトベッド下の魔窟に手を付けるのは止めようと私も手抜きする事にしました。
 
 でも、よくよく考えたら力の弱い年寄りには、軽く締めても水が止まるのは使いやすいと気づきました。逆転の発想で軽い力でも締まる節水コマは、年寄り用のコマと考えてよさそうです。ならば私達の行く末を考えて全部の蛇口を節水コマに換えてしまうかと考えています。