携帯出んわ。

 私も以前は頻繁に携帯電話を忘れましたが、ズボンの右のポケットに財布。左のポケットにハンカチと携帯電話。右の後ろのポケットにキーホルダーと収納位置を決めてから忘れる事が格段に減りました。
 ところが女房は携帯電話をバッグに入れるし、そのバッグも服装によって変えるので忘れる事が多く、先日も女房に連絡をしようとしたら部屋の中で呼び出し音が鳴り響きました。
 ア~ァ。用事が済まないばかりか、もしもこんな時に大地震が発生したり、事故にあったりしたらどうするんだよ~と心配しました。
 
 ところが、携帯電話を忘れずに持って出た時には『お芋を10Kg買って持ちにくいから自転車で来て』とか『白菜を1束(2個)買ったから来て』と電話がかかってきます。
 先日も『お米を10Kg買って家に向かっているから来て』と電話があったので、急いで着替えて約500mほど走りました。日頃の運動不足も歳も考えずに走ったのは、女房が去年の1月21日に7Kgもあるシンビジウムを買って、携帯電話を忘れたので自分でかかえて帰ったので、しばらく節々に痛みが残ったからです。
 
 駅前のスーパーから2ブロック目で女房と会った時にはゼェゼェして話もままなりませんでしたし、女房も『何で走ってきたの?大丈夫?』と顔を覗き込みます。
 「こんだけ走れりゃあたいしたもんだ」ゼェゼェ。『死んだらどうすんの?!』と女房。「この世に未練はネエ」と私。
 『走って来るとは思わなかった』「お前がスーパーで待っていると言えば走らなかった」ゼェゼェ「家に向かっていると言うから走った」ゼェゼェ。
(次からはスーパーで待つから走らないでねとケリがつきました)