バイクの車検完了。

 最初の予定では7月24日に仕上がるはずだったが、クラッチの損傷がひどくてパーツの取り寄せに時間がかかってしまった。イタリア製マロッシのカスタムパーツからホンダの純正パーツになったら、クラッチミートが3000rpmだったのが2200rpmくらいでつながるので、ジャジャ馬ベラドンナちゃんが淑女になってしまった。
 おとなしくなったのはチョット残念な気もするけど、とても乗りやすく持ち主の歳相応の乗り味になったと感じた。ジャジャ馬には3時間乗ると疲れたけど、淑女に1時間乗ったら眠くなった。ウ~ム、どちらが安全なのだろう。次からは眠気覚ましのガムが必需品だな。(納得)
 
 バイクショップで受け取り、少し遠回りして帰ってくる1時間ほどの間に以前よりも愛着が沸いたという事は、私の歳とテクに合ったバイクになったという事だ。買った時には『チョイワルジジイになるド』と言ったけど、変身したベラドンナちゃんに合わせて、私も黒のダブルとエナメルの靴でも履いて乗る事にしようかな。寒くなったら映画『マトリックス』のネロみたいに長くて後ろの切れ込みの大きなコートを着て乗ろうかな。(もっと怖いジャンと女房が言いました・そうかな~)
 
 思い出したけど、トレンチコートを着てオフロードタイプのバイクで駅に向かったら、コートのベルトがチェーンに巻き込まれてコートが破けてしまった。スクーターならそれはないと思うから長いコートでも大丈夫だと思う。(そういう意味の怖さじゃあないと駄目押しされてしまった)
 でもコートが破けてよかった。映画『理由なき反抗』ではジェームスディーンとチキンレースをやった男のトレンチコートの袖のベルトが変速レバーに引っかかって車から飛び出す事ができず、崖から車ごと墜落してしまう。
 (涙目)本当にトレンチコートが破けただけでよかった。若い頃はご先祖様が守ってくれていたのかな~。今は全然守られている気がしない。アッ、そうか。俺にそろそろ守る役目が回って来るんだ。(納得)