遅々として進まない被災者救済。

 4月15日のブログ『政府が情報を隠蔽するならマスコミも隠蔽している』のコメントで、私は「福島第一原発事故の最終責任者探しは後回しでもよいから被災者の事を急ぐべき」という意味合いの意見を書きました。
 それから1ヶ月以上経ちますが、国会ではいまだに『犯人探し』をし、菅首相を退陣に追い込もうと、自公は不信任案を出そうとしています。保護しなければならない被災者を蚊帳の外に追い出し、国会での党利党略に血眼になっています。
 いま、内閣不信任案を出して被災者のためになるのでしょうか。結局は次回の選挙で民主党の得票数が落ち、自公に有利であろうとしか読んでいないのです。
 でもね、被災者の中には自公支持者も多数いるんだよ。自公が本筋を外して救済に手を差し伸べなかったのはみんな見ているんだよ。勿論、民主党の一部が自公の不信任案に乗れば、それも見ていますよ。
(不信任されて解散剣(権)を振るったら民主党議員は何人生き残れるのかな?)